不動産を売却するメリットは大きく分けると6つあります。

まず第1に、現金化する事ができるという点

何と言ってもこれが一番大きなメリットです。自分が持っている資金を現金にできれば、そのお金で残っていた住宅ローンも全て支払えますし、その他の銀行保証料や利子等も払う必要はなくなります。

また売る事で入ってきたお金で、今までの物件よりも良い条件の不動産を新しく買う事もできます。

他にも、親から相続をして手に入った不動産を売れば、不動産のまま持っていたときよりも、遺産を簡単に、そしてスムーズに分割する事が出来るというのも大きなメリットです。

第2に、維持費がかからなくて済むという点

たとえ不動産を持っていても、誰も住んでいなかったり、借り手がいない場合でも土地の手入れや掃除、建物のメンテナンスや修理を定期的に行わなければなりませんが、売ってしまえばそれらをやる必要もなくなるので、維持費もかからなくなり無駄なコストを抑える事が出来ます。

第3に、税の負担が軽くなるという点

土地を持っていると、使っていなくても固定資産税や都市計画税等様々な税金を支払わなければなりません。しかし、売ってしまえばそれらの税金も支払う必要がなくなります。

第4に、あらゆるリスクがなくなり精神的に楽になるという点

不動産を持っていると、色々気苦労も多くなります。自分の所有している物件の値段が下がってしまうのではないかとか、資産が目減りしてしまうという不安に常に隣り合わせになります。しかし売ってしまえば、そういった心配や不安も全てなくなるので精神的にも楽になります。

第5に、売却のノウハウを身につける事が出来るという点

一度不動産を売却する事を経験すると、様々な知識を得る事が出来ます。それは、どんな本を読んだりするよりも、そしていろんな人に話を聞くことよりも大きな事です。

売却の仕方や査定方法、売る時の時期やタイミング、そして高値で売るテクニックや交渉術等、次回にまた不動産を売る時に活かす事のできる実践的な技術を学ぶ事が出来るのは大きなメリットです。

第6に、不動産業者と信頼関係が生まれるという点

一度業者さんと取引を行うと、次回また何か買ったり売ったりしようと思った時に、より良い物件を紹介してくれたり、売るのに適して時期やタイミングを教えてくれたり色々有益な情報を教えてくれる場合があります。

一方、不動産を売却するデメリットも大きく分けて4つあります。

まず第1に、定期収入がなくなるという点

土地を持っていて、その上にアパートやマンションを建てて経営をすれば、何もしなくても毎月家賃収入が入ってきますが、手放してしまうとそれらの収入もなくなってしまいます。

第2に、売る時に色々手数料がかかってしまうという点

いざ自分の持っている不動産を売ろうとなった場合、測量費や印紙税、さらには不動産業者に支払う仲介手数料等様々な費用がかかってしまいます。これらは積み重なると結構な額になってしまいます。

さらに不動産を売る事で得た利益に対しても税金がかかる場合がありますので、それも納めなければなりません。

第3に、すぐ物件が売れるかどうか分からないという点

自分が不動産を売ろうと決心をしても、買い手がいて初めて取引は成立するので、いくらこちら側が売ろうとしても買い手がいなければ当たり前ですが売る事はできませんし、お金を得る事も出来ません。

第4に、売る価格が変動するという点

不動産の値段は常に動いています。売る時期やタイミングを間違えてしまうと、売った時に大きな損をしてしまう場合もありますので、そうならない為にもきちんと時期やタイミングを見極めながら不動産を売却する事が大切です。