駐車場経営

駐車場としての土地活用について

駐車場は3種類?タイプごとの特徴

余っている土地がある場合は収益を上げるために、駐車場として貸す方法は便利です。ただし、駐車場にはいくつかの種類があるので、特徴を理解した上で貸すことが重要となります。

駐車場のタイプは、主にコインパーキング・月極駐車場・立体駐車場の3種類です。

コインパーキング

「コインパーキング」は個人と契約するわけではないため、不特定多数の人に利用して貰えます。交通量が多い所なら、多額の利益を生み出す可能性もあります。

契約を得るために宣伝をする必要がなく、場所さえ間違えなければ初心者でも比較的簡単に稼げるタイプです。

最近は稼働率に関係なく一定の手数料を土地の所有者に支払うプランが主流で、月極駐車場と同じように安定した収入も実現しています。

業者と相談して専用機器を設置する必要があるので、初期費用は後に説明する月極駐車場よりも高い傾向にあります。

月極駐車場

「月極駐車場」は特定の個人と契約を結んで、月額利用料金を貰う方法です。契約者が見つかれば安定した収入を得ることができます。

アスファルト舗装や区画を区切るだけで駐車場となるため、初期費用が圧倒的に少ないです。

不動産会社に管理を委託しても手数料は10%程度受け取れるので、自分で運営しない選択肢もあります。契約を得るために宣伝が必要となり、契約数が利益に直結することが特徴です。

立体駐車場

最後の「立体駐車場」は専用の大型機器を導入して、駐車できる車の台数を増やすタイプとなります。

単純に台数が増えるので収入アップの可能性があります。コインパーキングと月極駐車場の両方に対応できるタイプで、自由度が高いです。

しかし、初期費用や解体費用がかかるため、ある程度資金に余裕がある人に向いています。

初期費用が安い!土地を駐車場として貸すメリットは?

駐車場として貸す最大のメリットは初期費用が比較的少なく済むことです。

物件を建てる場合は多額の資金が必要ですが、駐車場ならアスファルト舗装の工事費用やコインパーキングの専用機器設置費用だけで済みます。

1平方メートルあたり5000円程度でアスファルト舗装を行っている業者が多く、200平方メートルの土地なら初期費用は約100万円です。

コインパーキングは工事から運営まで全て業者に委託する方法もあるため、初期費用0円で貸すこともできます。

初期費用がかからないメリットは、利益を上げやすいことを意味しています。

コインパーキングや月極駐車場なら初期費用が安いので、短期間で初期費用分の利益を確保できるでしょう。賃貸経営で利益を上げる自信がない、手持ち金がほとんどないという人は駐車場を検討すると良いかもしれません。

田舎は広大な土地を生かして個人で駐車場を所有しているケースが多いため、駐車場を作るスペースがない都市部や交通量が多い駅前が利益を上げやすいスポットです。

その他に特殊な地形の土地でも、駐車場なら運営しやすいことがメリットとして挙げられます。

建物を建てる場合、一般的に長方形の綺麗な土地が好まれています。しかし、中には三角形・台形・歪な形の土地も存在します。

特殊な地形は物件価格が下がるケースもあるため、駐車場にするのが得策です。駐車場は変形した、または狭い土地でも車が数台駐車できれば問題ありません。

また、駅から遠い場所でも周辺に観光スポットなど人の集まる場所があれば、駐車場にする方法もアリです。

住宅を建てたい人向けに販売すると敬遠されがちな土地を有効活用できるのが、駐車場のメリットと言えるでしょう。

駐車場として貸す時の注意点

自分で駐車場の管理をする場合は、雑草やゴミの処理を定期的に行う必要があります。

特に雑草の成長スピードは早いので、こまめに処理することが大切です。処理を怠ると利用者からクレームが入ることもあり、十分注意してください。特定の個人が利用する月極駐車場でクレームが入りやすいです。

ただし、アスファルト舗装すれば雑草が生えにくくなるため、処理の手間が省けます。

実は…駐車場では、代金滞納や放置自動車といったトラブルが起きやすく、利用者と良い関係を築くことが重要となります。

土地はあなたのものですが、車は他人の所有物です。車を勝手に動かすことはできないので、丁寧に対応することがポイントと言えます。

最近は古くなったアパートやマンションを取り壊して駐車場にする人が増えていますが、その場合は居住用財産の3000万円控除に注意しましょう。

住宅を売却した時にほとんどのケースで3000万円控除が適用されるので、売主は税金を支払わずに済みます。しかし、住宅を取り壊して事業用の土地として活用した場合は、特別控除が適用外となります。

その他にもいくつか条件があるので、適用されるか確認してから駐車場にすることが大切です。