太陽光発電

太陽光発電による土地活用について

買取保証制度が認められているので、購入した土地に太陽光発電の設備を設置して電気を売却することで利益を得ることができます。これが太陽光発電による土地活用です。

ソーラーパネルと聞くと自宅に設置するものをイメージされるかもしれませんが、投資をする人の場合は、空き地を購入してそこに設置することが多いです。

メリットとデメリットは事業においては付き物で…太陽光発電も例外ではありません。太陽光発電で土地活用を検討している人は、メリットについてもデメリットについても、把握しておくべきでしょう。

代表的なメリットを3つ紹介します

まずは太陽光発電のメリットに関して説明をします。

1つは収入が安定している点

政府が電力会社に電力の買取を義務付けているので、発電した電力は必ず買い取ってもらうことができます。また、この買取価格は電力会社が勝手に決めていいものではなく政府が決定しています。

たとえば、2017年度における買い取り価格は1kwhあたり28円と定められています。このように、買取制度と固定価格が安定的な収益をもたらしてくれます。

2つ目は補助金を利用することができるケースがある点

太陽光発電の設備を用意するには当然ながら費用がかかりますが、自治体によっては補助金を提供してくれるところがあり、費用を安くすることができます。

最近は設備自体の価格も、メーカー間の価格競争によって下落傾向にあり、従来よりは初期費用を抑えることができるようになっています。

3つ目のメリットは発電効率が向上している点

以前は変換効率が10%前後でしたが、現在においては20%以上の変換効率のメーカーも登場しています。これはソーラーパネルの問題ですが、他にも発電をコントロールするパワーコンディショナーの向上や、配線のロスカット率の改善も期待することができます。今後ますます性能の高い製品が販売される可能性もあります。

他にもメリットがあります

メンテナンスがあまり必要ではない点

もちろん、設備である以上、経年変化は避けられませんが、屋内であろうと屋外であろうと、期待寿命が20年前後もあります。

この期間内は十分に性能が発揮されて発電し続けることが可能です。住宅用設備の場合は点検が4年に1回は必要とされているので、点検をする必要はありますが、期待寿命期間の中でメンテナンスが伴うことは稀です。

維持費がほとんどかからない点

また、太陽光発電のランニングコストは全体の1%程度といわれているので、維持費がほとんどかかりません。せいぜい電気代と清掃費用くらいです。人によっては災害が起こったときに備えて火災保険に加入することもありますが、メーカー購入の場合には「災害補償」というものが購入したときに付いていることが多いので(要確認)、そのような場合は別途保険に加入する必要はありません。

デメリットもあります

太陽光発電にはメリットだけでなくデメリットもあります。代表的なものは、以下の3つです。

初期費用がかかる

これは太陽光発電を購入するので、当然のことです。土地の面積に応じてその初期費用は変わりますが、50坪程度の土地の場合には、ソーラーパネル150枚で1000万円、ソーラーパネルを設置するための台座が100万円、電気配線にかかる費用が100万円など合計で1500万円程度はかかります。これは中古の一戸建て物件を購入することができるほどの金額です。

投資額を回収するまでに時間がかかる

太陽光発電にかかる初期費用は決して安いものではありません。毎月発電して売却するとしてもすぐには莫大な金額を手にすることは難しいです。そのため、初期投資額を回収するには10年程度はかかります。

天候によって発電量が落ちる

たとえば、雨や曇りのように天気が悪い日が続くと太陽光が弱くなるので、発電量が当然ながら少なくなります。その一方で、太陽光発電装置は高温になっても発電量や発電効率が低下するという欠点もあります。そのため、太陽光発電を設置するときにはその土地の日射量をあらかじめ調査した上で行うべきでしょう。