価格査定の方法は1つじゃない!?不動産査定の種類と特徴

不動産売却とは切っても切れない査定サービスですが、査定の方法にはいくつかの種類があります。それぞれの特徴に応じてメリットも異なりますので、自分のニーズや売りたい物件の特徴に合った査定サービスを利用しましょう。

不動産査定の方法は大きく分けて2つに分かれます。

机上査定

その1つが「机上査定」というもので、不動産会社が実際の物件を見ずにネットや電話経由で査定を行うサービスです。

机上査定の際に聞かれる項目には、物件の住所やエリア、最寄駅からの距離、築年数といった基本的な情報が多く、比較的スピーディーに査定結果を得ることができます。ネット上では複数の不動産会社の査定を一度にとれる「一括査定」のサービスもあり、査定価格の比較が可能です。

訪問査定

もう1つの方法は「訪問査定」というもので、こちらの方法では不動産会社のスタッフが文字通りに物件を訪問し、通風や採光性、水回りといった細かい情報まで踏まえた見積もりを出します。

訪問査定では、不動産取引に通じたスタッフが物件をその目で見るため、かなり正確な結果を得ることができます。査定の時間もそれほどかからず、一般的には30分から2時間程度とされています。

不動産会社に価格査定を依頼?必要な資料や情報は?

不動産会社の価格査定を受ける際には、前もって必要な書類や情報を揃えておくといいでしょう。法律にまつわる書類や契約書は、用意するのに手間がかかったり、普段使わないためになかなか見つからなかったりするような場合も少なくありません。物件の魅力を訴え、正確な査定結果を得るためにも、必要書類は事前に準備しておくのが望ましいです。

提示の必要な書類は、その用途の違いに応じて3種類に分けることができます

本人確認書類

本人確認書類がその1つで、売主を明確にするための書類として、免許証などの身分証明書や実印証明書の提出が求められます。物件を共同所有している場合は、共有者全員の本人確認書類が必要となり、物件の登記上の住所と現住所が違う場合には住民票も必要となります。

物件の権利に関する書類

2種類目は、物件の権利関係を確認するための書類です。登記済権利書(または登記識別情報)や固定資産税納税通知書・固定資産税評価証明書を提示することで、売主に物件に対する正当な権利のあることを証明します。物件購入時の契約書についても、残っている場合は用意しておきましょう。

物件情報を示す書類

3種類目は、物件そのものの情報を示す書類で、建物設計図や土地測量図、境界確認書、耐震診断報告書などが該当します。これらの情報は物件価格の決定に大きな影響を与えるような場合もあります。

信頼できる不動産会社選びとは!?査定価格の根拠を確認!

不動産売却には、不動産取引のプロフェッショナルである不動産会社との連携が欠かせません。信頼できる不動産会社を見極めることは、物件の売却価格を左右する重要なポイントでもあるため、査定の機会を利用し不動産会社選びに役立てましょう。

不動産会社が査定結果を提示する際には、その結果とセットで価格決定の根拠も示されます。査定の価格も大切ですが、この「根拠」に注目することが不動産会社を見極めるための肝となります。

それというのも、価格の根拠を詳しく説明できる不動産会社ほど、物件の立地や特徴を事細かに見ており、物件の価値をより正確に把握できている場合が多いからです。

反対に言うと、価格の根拠を尋ねてみたときに、説明が足りなかったり、あやふやだったりするような会社は、物件の価値を見誤って評価している可能性があります。

仮にそういう不動産会社で提示された価格が他の会社のものより高かったとしても、根拠に乏しい値段設定であったら買い手がつくとは限りません。

良質な不動産会社は、物件の売却までを見据えた「売れる金額」での査定結果を提示してくれます。査定サービス利用時には価格だけにとらわれず、複数会社で査定の根拠も比較し、総合的に会社を吟味しましょう。

安心して不動産取引するために…

大きな金額の関わる不動産売却ですから、物件が売れなかったり、買い手とのトラブルが起きたりといった問題は避けたいところです。信頼できる不動産会社を見つけることができれば、そうしたリスクを軽減することができるでしょう。机上査定においても、訪問査定においても、査定は不動産会社を決める絶好の判断材料となります。必要書類を準備し、自分に合った査定方法を選び、最良の売却を実現しましょう。